|
私たちが「ほっ」と一息くつろぎたい時に飲むコーヒー、 今日その多くはコーヒー豆をつくる人たちに正当な対価が支払われない貿易で輸入されています。
面白くも楽しくもない話ですし、にわかに信じがたい話です。
ですが、これもこの世の現実なのです。
数年前ブラジルで本当にあった話ですが、生産者がコーヒー豆を売って得たお金よりも、コーヒー豆をつくるために使ったお金の方が高くなってしまいました。
簡単に言えば、つくればつくるほど赤字になる仕組みです。
「つくり損」です。
これではやってられませんので多くの生産者がコーヒー栽培をやめてしまいました。
手間をかけて真心をこめてつくっても、それに見合ったお金ももらえなければ、感謝もしてもらえない。これでは誰だって「おいしいもの」をつくろうとは思わなくなってしまいます。
こんな状況がブラジル、コロンビアをはじめとする南米各国、
インドネシア、アフリカといった世界中のコーヒー生産地で起こっているので、
大量生産しないと食べてはいけず、農薬や化学肥料がたくさん使われているので、世界中から「おいしいコーヒー」が消えつつあります。
これでは心の底から「いやされる」訳はありません。私どもはこのような現実を知ってしまった...
|